菱電商事 2013年3月期 売上高0.5%増 純利益28.7%増

菱電商事（8084・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

菱電商事は5月15日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.5%増の2037億円となり、前の期より10億700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は10.3%増の44億1400万円だった。営業利益率は前の期より0.2ポイント上昇し2.2%となった。経常利益は17.0%増の46億6200万円、純利益は28.7%増の28億5200万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.4%となり、前の期の4.4%より1.0ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は65円74銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が11.4%増の2270億円、営業利益は17.8%増の52億円を見込む。EPSは76円04銭を予想している。