日本ラッド 2013年3月期 売上高11.5%減 最終赤字3800万円

日本ラッド（4736・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は3800万円となり、前の期の1億9900万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が400万円、1株当たり純利益（EPS）1円を見込んでいる。

日本ラッドは5月17日午後5時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は3800万円の赤字だった。前の期の1億9900万の赤字からは損失幅が1億6000万円縮小した。売上高は前期比11.5％減の37億5300万円、営業損益は6600万円の赤字（前期1億8600万円の赤字）、経常損益は6400万円の赤字（同2億1300万円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は15億5500万円となり、前の期から1億円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が7.2%増の40億2500万円となる見通しを明らかにした。営業損益は3900万円の黒字を計画。経常損益は3900万円の黒字、最終損益は400万円の黒字、EPSは1円を見込んでいる。