日本開閉器工業 2013年3月期 売上高0.9%増 純利益20.6%増

日本開閉器工業（6943・ジャスダック）が5月17日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が0.9%、純利益が20.6%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が12.5%増となる一方、純利益は28.5%減を予想している。

日本開閉器工業は5月17日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.9%増の72億円となり、前の期より6100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は34.1%増の6億3500万円だった。営業利益率は8.8%となり、前の期の6.6%から2.2ポイント上昇した。経常利益は47.7%増の6億9900万円、純利益は20.6%増の5億300万円だった。自己資本利益率（ROE）は5%となり、前の期の4.4%より0.6ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は61円14銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は12.5%増の81億円と、8億9900万円の増収を見込む一方、営業利益は15.0%減の5億4000万円、経常利益は14.2%減の6億円の減益となる見通し。EPSは43円71銭を予想している。