桂川電機 2013年3月期 売上高6.1%増 最終赤字10億7100万円

桂川電機（6416・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は10億7100万円となり、前の期の28億4800万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が3500万円、1株当たり純利益（EPS）2円28銭を見込んでいる。

桂川電機は5月17日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は10億7100万円の赤字だった。前の期の28億4800万の赤字からは損失幅が17億7700万円縮小した。売上高は前期比6.1％増の110億円、営業損益は13億2700万円の赤字（前期19億2800万円の赤字）、経常損益は7億1300万円の赤字（同19億8000万円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は91億2700万円となり、前の期から7億6800万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.1%減の110億円となる見通しを明らかにした。営業損益は3500万円の黒字を計画。経常損益は8000万円の黒字、最終損益は3500万円の黒字、EPSは2円28銭を見込んでいる。