山一電機 2013年3月期 売上高13.8%減 最終赤字31億3900万円

山一電機（6941・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は31億3900万円の赤字となり、前の期の15億3700万円の赤字より損失が16億100万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が2億5000万円、1株当たり純利益（EPS）10円74銭を見込んでいる。

山一電機は5月17日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比13.8％減の199億円、営業損益は12億4200万円の赤字（前期7億6500万円の赤字）、経常損益は8億1000万円の赤字（同7億8600万円の赤字）だった。最終損益は31億3900万円の赤字（同15億3700万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は122億円となり、前の期より27億5300万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が7.1%増の213億円となる見通しを明らかにした。営業損益は5億4000万円の黒字を計画。経常損益は3億2000万円の黒字、最終損益は2億5000万円の黒字、EPSは10円74銭を見込んでいる。