ダイサン 2013年4月期 売上高3.3%減 純利益14.7%増

ダイサン（4750・大証2部）が5月31日発表した2013年4月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は3.3%の減収となったが、営業利益は29.3%、純利益は14.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は60円19銭だった。

2014年4月期は増収増益を計画。売上高13.7%増、純利益20.8%増、1株当たり純利益（EPS）72円69銭を見込んでいる。

ダイサンは5月31日午後3時30分、2013年4月期の非連結決算を発表した。売上高は3.3%減の74億7800万円となり、前の期より2億5600万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は29.3%増の7億5000万円と増益を確保。営業利益率は前の期より2.5ポイント上昇し10.0%となった。経常利益は31.9%増の7億6600万円、純利益は14.7%増の4億5500万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.7%となり、前の期の8.3%より0.4ポイント上昇。

決算と同時に2014年4月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は13.7%増の85億円を計画。営業利益は26.7%増の9億5000万円を予想。経常利益は24.0%増の9億5000万円、純利益は20.8%増の5億5000万円、EPSは72円69銭を見込んでいる。