大興電子通信 2013年3月期 売上高0.2%減 純利益86.4%減

大興電子通信（8023・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より0.2%、純利益が86.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円74銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.1%増、純利益93.3%増、1株当たり純利益（EPS）16円90銭を見込んでいる。

大興電子通信は6月14日午後5時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.2%減の339億円となり、前の期より5900万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は68.6%減の2億7100万円。営業利益率は前の期の2.5%より1.7ポイント低い0.8%だった。経常利益は71.2%減の2億4000万円、純利益は86.4%減の1億800万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.8%となり、前の期の25.1%より22.3ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.1%増の350億円を計画。営業利益は14.0%増の3億1000万円を予想。経常利益は4.1%増の2億5000万円、純利益は93.3%増の2億1000万円、EPSは16円90銭を見込んでいる。