パソナ 2013年5月期 売上高14.4%増 純利益2003.4%増

パソナグループ（2168・東証1部）が7月12日発表した2013年5月期の連結決算は増収増益だった。売上高が14.4%、純利益が2003.4%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は1630円20銭だった。

2014年5月期は純利益が21.4%減、1株当たり純利益（EPS）12円82銭を見込んでいる。

パソナは7月12日午後3時30分、2013年5月期の連結決算を発表した。売上高は14.4%増の2076億円となり、前の期より261億円増加。本業のもうけを示す営業利益は61.7%増の31億7600万円だった。営業利益率は1.5%となり、前の期の1.1%から0.4ポイント上昇した。経常利益は52.4%増の31億8700万円、純利益は2003.4%増の6億1000万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.9%となり、前の期の0.1%より2.8ポイント上昇。

決算と同時に2014年5月期の業績予想を公表し、売上高が6.9%増の2220億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比8.0％増の34億3000万円を計画。経常利益は同4.2％増の33億2000万円、純利益は同21.4％減の4億8000万円、EPSは12円82銭を見込んでいる。