カシオ計算機 2013年4-6月決算 売上高0.0%減 純利益30.8%増

カシオ計算機（6952・東証1部）が8月2日発表した2013年4～6月の業績は減収増益だった。売上高は前年同期比0.0%の減収となったが、純利益が30.8%増加した。

カシオ計算機は8月2日午後3時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は0.0%減の691億円となり、前年同期より1400万円減少。一方、本業のもうけを示す営業利益は9.8%増の40億1700万円となった。営業利益率は前の期の5.3%より0.5ポイント高い5.8%だった。経常利益は33.1%増の37億3500万円、純利益は30.8%増の21億3700万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比7.5％増の3200億円、営業利益は同24.7％増の250億円、経常利益は同16.7％増の230億円、純利益は同9.5％増の130億円を予想している。予想1株利益は48円35銭。