アルペン 2013年6月期 売上高3.9%増 純利益26.1%増

スポーツ用品店を展開するアルペン（3028・東証1部）が8月7日発表した2013年6月期の連結決算は増収増益だった。売上高が3.9%、純利益が26.1%前の期より増加した。同時に発表した2014年6月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が8.3%増となる一方、純利益は11.4%減を予想している。

アルペンは8月7日午後3時30分、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は3.9%増の2037億円となり、前の期より77億1500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は5.5%増の117億円だった。営業利益率は前の期の5.7%より0.1ポイント高い5.8%だった。経常利益は8.4%増の134億円、純利益は26.1%増の66億2900万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.5%と、前の期の5.3%より1.2ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は163円75銭。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は8.3%増の2206億円と、169億円の増収を見込む一方、営業利益は8.3%減の108億円、経常利益は10.4%減の120億円の減益となる見通し。EPSは145円16銭を予想している。