第一カッター 2013年6月期 売上高6.2%増 純利益6.3%増

切断・削孔工事を手がける第一カッター興業（1716・ジャスダック）が8月12日発表した2013年6月期の連結決算は増収増益だった。売上高が6.2%、純利益が6.3%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は120円15銭だった。

2014年6月期は純利益が3.8%増、1株当たり純利益（EPS）124円74銭を見込んでいる。

第一カッターは8月12日午後3時、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は6.2%増の85億7300万円となり、前の期より5億100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は5.3%増の5億700万円だった。営業利益率は5.9%となり、前の期の6.0%から0.1ポイント低下した。経常利益は12.0%増の5億8600万円、純利益は6.3%増の3億4100万円だった。自己資本利益率（ROE）は前の期と変わらずの7.5%だった。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が3.2%増の88億5000万円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比4.4％増の5億3000万円を計画。経常利益は同2.9％減の5億7000万円、純利益は同3.8％増の3億5500万円、EPSは124円74銭を見込んでいる。