IPS 2013年6月期 売上高10.7%減 純利益249.8%増

ITシステム開発のアイ・ピー・エス（4335・ジャスダック）が8月13日発表した2013年6月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は10.7%の減収となったが、営業利益は87.1%、純利益は249.8%増加した。1株当たり純利益（EPS）は2339円26銭だった。

2014年6月期は純利益が15.9%減、1株当たり純利益（EPS）1967円35銭を見込んでいる。

IPSは8月13日午後7時、2013年6月期の非連結決算を発表した。売上高は10.7%減の11億500万円となり、前の期より1億3200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は87.1%増の7700万円と増益を確保。営業利益率は前の期より3.7ポイント上昇し7.0%となった。経常利益は86.6%増の7700万円、純利益は249.8%増の5500万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.7%と、前の期の2.3%より5.4ポイント上昇。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が8.6%増の12億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比10.3％増の8500万円を計画。経常利益は同10.1％増の8500万円、純利益は同15.9％減の4700万円、EPSは1967円35銭を見込んでいる。