創通 2013年8月期 売上高14.3%増 純利益29.7%増

「ガンダム」等アニメ版権管理・企画制作の創通（3711・ジャスダック）が10月9日発表した2013年8月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年8月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

創通は10月9日午後3時10分、2013年8月期の連結決算を発表した。売上高は14.3%増の207億円となり、前の期より25億9300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は19.7%増の32億9500万円だった。営業利益率は15.9%となり、前の期の15.2%から0.7ポイント上昇した。経常利益は16.9%増の32億8700万円、純利益は29.7%増の19億1100万円だった。自己資本利益率（ROE）は13.3%となり、前の期の11.4%より1.9ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は243円92銭。

決算と同時に公表した2014年8月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が6.1%増の220億円、営業利益は0.1%増の33億円を見込む。EPSは255円19銭を予想している。