ワタミ 2014年3月期予想修正 純利益38億円→12億円

居酒屋・介護事業等を手がけるワタミ（7522・東証1部）が10月25日、2014年3月期の業績予想を下方修正した。第2四半期の純利益予想を12億5000万円から5億5000万円、通期の純利益予想を38億円から12億円に減額。5月8日に発表した従来予想を下回る見通しとなった。

ワタミは10月25日午後3時30分、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比9.7％増の830億円から同6.7％増の807億円に22億9000万円減額。利益予想も引き下げ、営業利益は同8.5％減の36億円から同37.2％減の24億7000万円、経常利益は同8.7％減の30億円から同42.8％減の18億8000万円に下方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の1750億円から100億円減額し、1650億円になる見通しとした。営業利益は前期比1.5％増の94億円から同46.0％減の50億円、経常利益は同0.9％増の81億円から同50.1％減の40億円に引き下げ。1株当たり純利益（EPS）は29円96銭を見込んでいる。