長谷川香料 2013年9月期 売上高1.6%増 純利益36.1%増

香料メーカーの長谷川香料（4958・東証1部）が11月8日発表した2013年9月期の連結決算は増収増益だった。売上高が1.6%、純利益が36.1%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は84円73銭だった。

2014年9月期は純利益が9.4%増、1株当たり純利益（EPS）92円71銭を見込んでいる。

長谷川香料は11月8日午後3時、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は1.6%増の451億円となり、前の期より7億1800万円増加。本業のもうけを示す営業利益は25.7%増の54億3800万円だった。営業利益率は12.1%となり、前の期の9.7%から2.4ポイント上昇した。経常利益は35.4%増の63億6700万円、純利益は36.1%増の35億1800万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.4%となり、前の期の4.3%より1.1ポイント上昇。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、売上高が4.0%増の469億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比2.4％増の55億7000万円を計画。経常利益は同9.1％減の57億9000万円、純利益は同9.4％増の38億5000万円、EPSは92円71銭を見込んでいる。