東北化学薬品 2013年9月期 売上高39.2%増 純利益1.7%減

化学工業薬品・臨床検査試薬商社の東北化学薬品（7446・ジャスダック）が11月14日発表した2013年9月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ39.2%増加したが、純利益は1.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は20円40銭だった。

2014年9月期は増収増益を計画。売上高6.2%増、純利益55.8%増、1株当たり純利益（EPS）31円92銭を見込んでいる。

東北化学薬品は11月14日午後3時10分、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は39.2%増の272億円となり、前の期より76億8400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は3.3%減の1億8200万円だった。営業利益率は前の期の1.0%より0.3ポイント低い0.7%だった。経常利益は23.0%減の1億9900万円、純利益は1.7%減の9600万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.2%と、前の期の2.3%より0.1ポイント下落。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.2%増の290億円を計画。営業利益は64.7%増の3億円を予想。経常利益は65.8%増の3億3000万円、純利益は55.8%増の1億5000万円、EPSは31円92銭を見込んでいる。