長大 2013年9月期 売上高13.5%増 純利益146.7%増

建設コンサルタントの長大（9624・東証2部）が11月14日発表した2013年9月期の連結決算は増収増益だった。売上高が13.5%、純利益が146.7%前の期より増加した。同時に発表した2014年9月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.4%増となる一方、純利益は51.2%減を予想している。

長大は11月14日午後4時、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は13.5%増の222億円となり、前の期より26億5300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は1378.7%増の13億6200万円だった。営業利益率は前の期の0.5%より5.6ポイント高い6.1%だった。経常利益は3484.0%増の13億9200万円、純利益は146.7%増の8億1900万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.7%と、前の期の3.7%より5.0ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は91円49銭。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.4%増の228億円と、5億4500万円の増収を見込む一方、営業利益は41.3%減の8億円、経常利益は46.1%減の7億5000万円の減益となる見通し。EPSは44円64銭を予想している。