スリープロ 2013年10月期 売上高6.5%減 純利益57.2%減

IT導入支援等を手がけるスリープログループ（2375・マザーズ）の2013年10月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.5%、純利益が57.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は31円53銭だった。

2014年10月期は増収減益の計画。売上高4.8%増、純利益8.6%減、1株当たり純利益（EPS）は28円81銭を計画している。

スリープロは12月3日午後4時、2013年10月期の連結決算を発表した。売上高は6.5%減の87億8200万円となり、前の期より6億700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は16.6%減の2億2700万円。営業利益率は前の期より0.3ポイント低下し2.6%となった。経常利益は35.2%減の2億2800万円、純利益は57.2%減の1億6400万円だった。自己資本利益率（ROE）は14%となり、前の期の45.3%より31.3ポイント悪化。

決算と同時に2014年10月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は4.8%増の92億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は3.2%減の2億2000万円、経常利益は16.9%減の1億9000万円、純利益は8.6%減の1億5000万円と減益を予想。EPSは28円81銭を見込んでいる。