ワコム 2013年4-12月決算 売上高37.9%増 純利益17.2%増

ペンタブレットメーカーのワコム（6727・東証1部）が1月31日発表した2013年4～12月の業績は増収増益となった。売上高が前年同期に比べ37.9%、純利益は17.2%増加した。

ワコムは1月31日午後3時、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算を発表した。売上高は37.9%増の578億円となり、前年同期より158億円増加。本業のもうけを示す営業利益は13.4%増の65億7700万円だった。営業利益率は前の期より2.4ポイント低下し11.4%となった。経常利益は15.2%増の64億9300万円、純利益は17.2%増の42億1100万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比33.5％増の815億円、営業利益は同24.2％増の98億3000万円、経常利益は同28.9％増の97億4000万円、純利益は同32.9％増の63億4000万円を予想している。予想1株利益は37円67銭。