小野薬品 2013年4-12月決算 売上高0.5%増 純利益12.2%減

小野薬品工業（4528・東証1部）が2月4日発表した2013年4～12月の業績は増収減益だった。売上高は前年同期に比べ0.5%増加したが、純利益は12.2%の減益となった。

小野薬品は2月4日午後1時、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算を発表した。売上高は0.5%増の1129億円となり、前年同期より5億5300万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は減益となり、19.3%減の233億円となった。営業利益率は20.6%となり、前の期の25.7%から5.1ポイント低下した。経常利益は16.6%減の260億円、純利益は12.2%減の183億円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比2.0％増の1483億円、営業利益は同12.6％減の279億円、経常利益は同14.6％減の290億円、純利益は同15.4％減の204億円を予想している。予想1株利益は192円42銭。