日本高周波鋼業 2014年3月期予想修正 最終損益3億円の黒字→8億4000万円の赤字

特殊鋼メーカーの日本高周波鋼業（5476・東証1部）は2月5日、2014年3月期の業績予想を下方修正し、営業損益が7億3000万円の赤字、最終損益が8億4000万円の赤字となる見込みだと発表した。従来は黒字を見込んでおり、一転して営業損益段階からの赤字となる見通し。

日本高周波鋼業は2月5日午後2時、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。従来予想で黒字を見込んでいた営業、経常、最終損益を赤字予想に修正した。営業損益は1億4000万円の黒字から7億3000万円の赤字に、経常損益は1億6000万円の黒字から7億円の赤字に変更した。売上高は前期比2.6％増の390億円から同0.8％増の383億円へ引き下げた。

第3四半期の決算は売上高が1.7%減の290億円、営業損益が800万円の黒字（前年同期2億9000万円の赤字）だった。