多木化学 2013年12月期 売上高2.6%増 純利益7.8%増

肥料・水処理剤等製造の多木化学（4025・東証1部）が2月10日発表した2013年12月期の連結決算は増収増益だった。売上高が2.6%、純利益が7.8%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年12月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

多木化学は2月10日午後3時、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は2.6%増の341億円となり、前の期より8億7900万円増加。本業のもうけを示す営業利益は12.1%増の21億9200万円だった。営業利益率は6.4%となり、前の期の5.9%から0.5ポイント上昇した。経常利益は14.5%増の23億2200万円、純利益は7.8%増の14億2000万円だった。 1株当たり純利益（EPS）は65円77銭。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は0.4%減の340億円と、1億3100万円の減収を見込む。営業利益は13.3%減の19億円、経常利益は13.9%減の20億円を計画。EPSは60円18銭を予想している。