セーラー万年筆 2013年12月期 売上高14.4%減 最終赤字3億5900万円

筆記具・産業用ロボット製造のセーラー万年筆（7992・東証2部）の2013年12月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は3億5900万円の赤字となり、前の期の1億2600万円の赤字より損失が2億3200万円拡大した。2014年12月期は最終黒字が2億1700万円、1株当たり純利益（EPS）3円04銭を見込んでいる。

セーラー万年筆は2月14日午後3時、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は前期比14.4％減の55億2500万円、営業損益は2億8700万円の赤字（前期4700万円の黒字）、経常損益は3億1100万円の赤字（同2600万円の赤字）だった。最終損益は3億5900万円の赤字（同1億2600万円の赤字）。

純資産は5億8600万円となり、前の期から1億5800万円増加した。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、売上高が12.9%増の62億4000万円となる見通しを明らかにした。営業損益は3億円の黒字を計画。経常損益は2億5000万円の黒字、最終損益は2億1700万円の黒字、EPSは3円04銭を見込んでいる。