東洋ドライルーブ 2013年6月期 売上高11.8%増 純利益33.7%増

潤滑剤メーカーの東洋ドライルーブ（4976・ジャスダック）が8月9日発表した2013年6月期の連結決算は増収増益だった。売上高が11.8%、純利益が33.7%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は241円42銭だった。

2014年6月期は純利益が9.3%減、1株当たり純利益（EPS）218円87銭を見込んでいる。

東洋ドライルーブは8月9日午後3時15分、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は11.8%増の47億3800万円となり、前の期より5億円増加。本業のもうけを示す営業利益は3.1%増の3億6400万円だった。営業利益率は7.7%となり、前の期の8.3%から0.6ポイント低下した。経常利益は62.7%増の5億5700万円、純利益は33.7%増の3億1900万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.4%と、前の期の5.1%より1.3ポイント改善した。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が5.6%増の50億500万円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比14.2％増の4億1500万円を計画。経常利益は同17.3％減の4億6000万円、純利益は同9.3％減の2億8900万円、EPSは218円87銭を見込んでいる。