トラストテック 2013年6月期 売上高3.5%減 純利益29.9%増

工場業務受託・人材派遣を手がけるトラスト・テック（2154・東証2部）が8月9日発表した2013年6月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.5%の減収となったが、営業利益は14.0%、純利益は29.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は48円39銭だった。

2014年6月期は増収増益を計画。売上高17.3%増、純利益36.8%増、1株当たり純利益（EPS）66円20銭を見込んでいる。

トラストテックは8月9日午後4時、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は3.5%減の149億円となり、前の期より5億4300万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は14.0%増の7億1800万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.7ポイント上昇し4.8%となった。経常利益は20.6%増の8億400万円、純利益は29.9%増の4億6000万円だった。自己資本利益率（ROE）は13.6%と、前の期の10.9%より2.7ポイント上昇。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は17.3%増の175億円を計画。営業利益は44.8%増の10億4000万円を予想。経常利益は30.5%増の10億5000万円、純利益は36.8%増の6億3000万円、EPSは66円20銭を見込んでいる。