サイゼリヤ 2013年8月期 売上高5.9%増 純利益28.0%減

サイゼリヤ（7581・東証1部）が10月9日発表した2013年8月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ5.9%増加したが、純利益は28.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は78円06銭だった。

2014年8月期は増収増益を計画。売上高7.6%増、純利益29.5%増、1株当たり純利益（EPS）101円10銭を見込んでいる。

サイゼリヤは10月9日午後3時、2013年8月期の連結決算を発表した。売上高は5.9%増の1104億円となり、前の期より61億9300万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は23.6%減の75億4700万円だった。営業利益率は6.8%となり、前の期の9.5%から2.7ポイント低下した。経常利益は19.7%減の84億5000万円、純利益は28.0%減の39億3700万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%と、前の期の9%より2.9ポイント下落。

決算と同時に2014年8月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.6%増の1188億円を計画。営業利益は15.3%増の87億円を予想。経常利益は6.2%増の89億7000万円、純利益は29.5%増の51億円、EPSは101円10銭を見込んでいる。