資生堂 2014年3月期予想修正 純利益150億円→190億円

化粧品メーカーの資生堂（4911・東証1部）は1月31日、2014年3月期の業績予想を上方修正し、純利益が190億円となる見込みだと発表した。従来は150億円を予想していた。あわせて発表した2013年4～12月の業績は純利益が267.2%増だった。

資生堂は1月31日午後3時30分、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。通期予想は売上高を従来予想の7400億円から7500億円に増額。営業利益予想は420億円、経常利益予想は440億円に引き上げた。修正後の1株当たり純利益（EPS）は47円69銭。

第3四半期の決算は売上高が10.4%増の5353億円、営業利益が前年同期比3.6倍の333億円だった。営業利益率は6.2%となり、前の期の1.9%から4.3ポイント上昇した。