タツモ 2013年12月期 売上高19.2%増 最終赤字9億7100万円

液晶・半導体製造装置等製造のタツモ（6266・ジャスダック）の2013年12月期連結決算は2012年12月期に続いて最終赤字となった。赤字額は9億7100万円となり、前の期の11億8300万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年12月期は最終黒字が1億5100万円、1株当たり純利益（EPS）44円68銭を見込んでいる。

タツモは2月10日午後3時30分、2013年12月期の連結決算を発表した。最終損益は9億7100万円の赤字だった。前の期の11億8300万の赤字からは損失幅が2億1200万円縮小した。売上高は前期比19.2％増の69億5900万円、営業損益は11億4000万円の赤字（前期11億3700万円の赤字）、経常損益は10億3800万円の赤字（同10億6200万円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期から7億5300万円減少し、40億9900万円となった。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、売上高が39.7%増の97億1900万円となる見通しを明らかにした。営業損益は1億3900万円の黒字を計画。経常損益は1億7400万円の黒字、最終損益は1億5100万円の黒字、EPSは44円68銭を見込んでいる。