木徳神糧 2013年12月期 売上高5.8%増 最終赤字5億4600万円

米穀卸の木徳神糧（2700・ジャスダック）の2013年12月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は9億1200万円、最終赤字は5億4600万円だった。あわせて2014年12月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

木徳神糧は2月18日午後3時、2013年12月期の連結決算を発表した。営業損益は9億1200万円の赤字（前期7億6300万円の黒字）、経常損益は9億3000万円の赤字（同7億8600万円の黒字）、最終損益は5億4600万円の赤字（同6億3800万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比5.8％増の1155億円だった。

最終損失の計上により純資産は前の期から4億2600万円減少し、62億7000万円となった。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は6億5000万円の黒字、経常損益は6億円の黒字、最終損益は3億4000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は40円08銭を見込んでいる。