新日本無線 2013年3月期 売上高9.6%減 最終黒字17億2100万円

新日本無線（6911・東証1部）の2013年3月期連結決算は営業損益、最終損益が黒字を回復した。1株当たり純利益（EPS）は44円01銭だった。2014年3月期は増収増益を計画。売上高15.3%増、純利益22.0%増、1株当たり純利益（EPS）53円68銭を見込んでいる。

新日本無線は4月24日午後4時45分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益、経常損益、最終損益がそろって損失を解消し、黒字を回復した。本業のもうけを示す営業損益は14億6900万円の黒字となった。その前の期は41億100万円の赤字だった。売上高営業利益率は4.0%。経常損益は18億3000万円の黒字、最終損益は17億2100万円の黒字、EPSは44円01銭だった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は15.3%増の420億円を計画。営業利益は70.1%増の25億円を予想。経常利益は31.1%増の24億円、純利益は22.0%増の21億円、EPSは53円68銭を見込んでいる。