三菱自動車 2013年3月期 売上高0.4%増 純利益58.7%増

三菱自動車（7211・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が0.4%、純利益が58.7%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は6円61銭だった。

2014年3月期は純利益が31.7%増、1株当たり純利益（EPS）8円23銭を見込んでいる。

三菱自動車は4月25日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.4%増の1兆8151億円となり、前の期より78億2000万円増加。本業のもうけを示す営業利益は5.8%増の673億円だった。営業利益率は前の期より0.2ポイント上昇し3.7%となった。経常利益は54.2%増の939億円、純利益は58.7%増の379億円だった。自己資本利益率（ROE）は12.7%と、前の期の9.7%より3.0ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が25.1%増の2兆2700億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比48.4％増の1000億円を計画。経常利益は同4.2％減の900億円、純利益は同31.7％増の500億円、EPSは8円23銭を見込んでいる。