中央電気工業 2013年3月期 売上高20.0%減 最終赤字10億700万円

中央電気工業（5566・東証2部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は6億5500万円、最終赤字は10億700万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

中央電気工業は4月26日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は6億5500万円の赤字（前期33億円の黒字）、経常損益は6億1100万円の赤字（同32億400万円の黒字）、最終損益は10億700万円の赤字（同17億6900万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比20.0％減の433億円だった。

最終損失の計上により純資産は前の期から11億6500万円減少し、255億円となった。自己資本比率は前の期より5.2ポイント上昇し、62%となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は6億円の黒字、経常損益は6億円の黒字、最終損益は3億5000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は11円09銭を見込んでいる。