ジェコス 2013年3月期 売上高1.0%増 純利益178.2%増

ジェコス（9991・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が1.0%、純利益が178.2%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.8%増となる一方、純利益は38.8%減を予想している。

ジェコスは4月26日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%増の797億円となり、前の期より7億7200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は108.6%増の36億3700万円だった。営業利益率は前の期の2.2%より2.4ポイント高い4.6%だった。経常利益は115.4%増の35億2000万円、純利益は178.2%増の27億7600万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.8%となり、前の期の3.8%より6.0ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は76円26銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.8%増の820億円と、22億1300万円の増収を見込む一方、営業利益は9.3%減の33億円、経常利益は14.8%減の30億円の減益となる見通し。EPSは46円70銭を予想している。