平和不動産 2013年3月期 売上高6.3%減 純利益19.5%増

平和不動産（8803・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は6.3%の減収となったが、営業利益は4.0%、純利益は19.5%増加した。1株当たり純利益（EPS）は61円51銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.5%増、純利益1.8%増、1株当たり純利益（EPS）62円40銭を見込んでいる。

平和不動産は4月30日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.3%減の329億円となり、前の期より22億1300万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.0%増の73億5500万円と増益を確保。営業利益率は前の期の20.1%より2.2ポイント高い22.3%だった。経常利益は18.5%増の46億3400万円、純利益は19.5%増の24億5500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.1%となり、前の期の2.8%より0.3ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.5%増の335億円を計画。営業利益は0.6%増の74億円を予想。経常利益は1.4%増の47億円、純利益は1.8%増の25億円、EPSは62円40銭を見込んでいる。