コーセー 2013年3月期 売上高2.5%増 純利益33.8%増

コーセー（4922・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が2.5%、純利益が33.8%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は117円22銭だった。

2014年3月期は純利益が4.2%増、1株当たり純利益（EPS）122円71銭を見込んでいる。

コーセーは4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.5%増の1706億円となり、前の期より41億7700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は3.8%増の118億円だった。営業利益率は前の期の6.9%より0.1ポイント高い7.0%だった。経常利益は22.4%増の144億円、純利益は33.8%増の67億2000万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%となり、前の期の4.7%より1.4ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.5%増の1750億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比5.4％増の125億円を計画。経常利益は同11.2％減の128億円、純利益は同4.2％増の70億円、EPSは122円71銭を見込んでいる。