理想科学 2013年3月期 売上高0.8%増 純利益67.2%増

理想科学工業（6413・東証1部）が5月7日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が0.8%、純利益が67.2%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は205円80銭だった。

2014年3月期は純利益が25.4%減、1株当たり純利益（EPS）155円79銭を見込んでいる。

理想科学は5月7日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.8%増の754億円となり、前の期より6億800万円増加。本業のもうけを示す営業利益は21.2%増の49億1000万円だった。営業利益率は前の期の5.4%より1.1ポイント高い6.5%だった。経常利益は27.9%増の55億1200万円、純利益は67.2%増の48億2700万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.6%となり、前の期の4.7%より2.9ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が5.1%増の793億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比10.0％増の54億円を計画。経常利益は同0.2％減の55億円、純利益は同25.4％減の36億円、EPSは155円79銭を見込んでいる。