北越メタル 2013年3月期 売上高6.9%減 純利益0.9%減

北越メタル（5446・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.9%、純利益が0.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は14円43銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高8.6%増、純利益61.4%減、1株当たり純利益（EPS）は5円57銭を計画している。

北越メタルは5月8日午後2時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.9%減の202億円となり、前の期より15億400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は18.0%減の4億6700万円。営業利益率は2.3%となり、前の期の2.6%から0.3ポイント低下した。経常利益は13.8%減の4億8800万円、純利益は0.9%減の2億8400万円だった。自己資本利益率（ROE）は2%となり、前の期の2.1%より0.1ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は8.6%増の220億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は55.1%減の2億1000万円、経常利益は52.9%減の2億3000万円、純利益は61.4%減の1億1000万円と減益を予想。EPSは5円57銭を見込んでいる。