芙蓉総合リース 2013年3月期 売上高5.0%増 純利益5.1%減

芙蓉総合リース（8424・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ5.0%増加したが、純利益は5.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は518円21銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高0.6%減、純利益は23.3%減、1株当たり純利益（EPS）は397円22銭を見込んでいる。

芙蓉総合リースは5月8日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%増の4425億円となり、前の期より210億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は13.5%減の247億円だった。営業利益率は前の期より1.2ポイント低下し5.6%となった。経常利益は17.6%減の264億円、純利益は5.1%減の156億円だった。自己資本利益率（ROE）は11.1%となり、前の期の13.8%より2.7ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が0.6%減の4400億円となり、25億5700万円の減収となる見通し。営業利益は11.2%減の220億円、経常利益は13.0%減の230億円、純利益は23.3%減の120億円を予想。EPSは397円22銭を見込んでいる。