東海ゴム 2013年3月期 売上高4.6%増 純利益50.7%減

東海ゴム工業（5191・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.6%増加したが、純利益は50.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は28円93銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高36.5%増、純利益66.5%増、1株当たり純利益（EPS）48円17銭を見込んでいる。

東海ゴムは5月8日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.6%増の2637億円となり、前の期より117億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は28.2%減の92億400万円だった。営業利益率は前の期の5.1%より1.6ポイント低い3.5%だった。経常利益は29.3%減の92億2600万円、純利益は50.7%減の30億300万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.9%となり、前の期の4.2%より2.3ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は36.5%増の3600億円を計画。営業利益は30.4%増の120億円を予想。経常利益は19.2%増の110億円、純利益は66.5%増の50億円、EPSは48円17銭を見込んでいる。