水道機工 2013年3月期 売上高8.2%増 純利益27.7%増

水道機工（6403・ジャスダック）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が8.2%、純利益が27.7%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

水道機工は5月9日午後4時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.2%増の162億円となり、前の期より12億3500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は24.0%増の12億1800万円だった。営業利益率は前の期の6.5%より1ポイント高い7.5%だった。経常利益は16.6%増の14億100万円、純利益は27.7%増の12億6700万円だった。自己資本利益率（ROE）は19.1%と、前の期の18.1%より1.0ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は59円08銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は0.6%減の161億円と、1億100万円の減収を見込む。営業利益は26.1%減の9億円、経常利益は25.8%減の10億4000万円を計画。EPSは22円38銭を予想している。