東洋電機 2013年3月期 売上高1.5%増 純利益5.6%減

東洋電機（6655・名証2部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.5%増加したが、純利益は5.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は26円57銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.6%増、純利益3.0%増、1株当たり純利益（EPS）27円36銭を見込んでいる。

東洋電機は5月9日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.5%増の82億2500万円となり、前の期より1億2300万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は33.9%減の2億6300万円だった。営業利益率は前の期の4.9%より1.7ポイント低い3.2%だった。経常利益は22.0%減の3億2800万円、純利益は5.6%減の2億2800万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%と、前の期の5.3%より0.5ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.6%増の90億1100万円を計画。営業利益は70.7%増の4億4900万円を予想。経常利益は38.5%増の4億5400万円、純利益は3.0%増の2億3500万円、EPSは27円36銭を見込んでいる。