デンヨー 2013年3月期 売上高0.9%減 純利益19.1%増

デンヨー（6517・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は0.9%の減収となったが、営業利益は5.2%、純利益は19.1%増加した。1株当たり純利益（EPS）は149円だった。

2014年3月期は純利益が9.4%減、1株当たり純利益（EPS）135円38銭を見込んでいる。

デンヨーは5月9日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.9%減の476億円となり、前の期より4億3500万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は5.2%増の46億5200万円と増益を確保。営業利益率は前の期の9.2%より0.6ポイント高い9.8%だった。経常利益は7.7%増の50億700万円、純利益は19.1%増の33億9800万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.1%と、前の期の8.4%より0.7ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.7%増の480億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比1.0％増の47億円を計画。経常利益は同0.9％増の50億5000万円、純利益は同9.4％減の30億8000万円、EPSは135円38銭を見込んでいる。