北弘電社 2013年3月期 売上高9.9%増 純利益70.2%増

北弘電社（1734・札証）が5月9日発表した2013年3月期の非連結決算は増収増益だった。売上高が9.9%、純利益が70.2%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が6.2%増となる一方、純利益は55.5%減を予想している。

北弘電社は5月9日午後1時30分、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は9.9%増の103億円となり、前の期より9億2800万円増加。本業のもうけを示す営業利益は120.2%増の3億900万円だった。営業利益率は前の期より1.5ポイント上昇し3.0%となった。経常利益は104.4%増の3億2200万円、純利益は70.2%増の2億6900万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.2%となり、前の期の3.8%より2.4ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は42円64銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.2%増の110億円と、6億4200万円の増収を見込む一方、営業利益は45.1%減の1億7000万円、経常利益は44.1%減の1億8000万円の減益となる見通し。EPSは18円99銭を予想している。