伊藤忠食品 2013年3月期 売上高3.7%増 純利益3.1%減

伊藤忠食品（2692・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.7%増加したが、純利益は3.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は322円61銭だった。

2014年3月期は純利益が8.2%減、1株当たり純利益（EPS）295円99銭を見込んでいる。

伊藤忠食品は5月9日午後1時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.7%増の6145億円となり、前の期より217億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は37.3%減の43億7400万円だった。営業利益率は前の期より0.5ポイント低下し0.7%となった。経常利益は29.9%減の55億3600万円、純利益は3.1%減の41億3900万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.5%となり、前の期の7.2%より0.7ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が1.4%増の6230億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比5.1％増の46億円を計画。経常利益は同0.7％減の55億円、純利益は同8.2％減の38億円、EPSは295円99銭を見込んでいる。