菊水化学 2013年3月期 売上高5.0%増 純利益66.0%増

菊水化学工業（7953・名証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

菊水化学は5月10日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%増の194億円となり、前の期より9億2200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は17.8%増の6億5900万円だった。営業利益率は前の期より0.4ポイント上昇し3.4%となった。経常利益は16.0%増の6億7200万円、純利益は66.0%増の4億4100万円だった。自己資本利益率（ROE）は6%となり、前の期の3.8%より2.2ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は43円11銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が5.6%増の205億円、営業利益は18.8%増の7億8400万円を見込む。EPSは46円20銭を予想している。