日本商業開発 2013年3月期 売上高34.1%減 純利益19.2%減

日本商業開発（3252・名証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より34.1%、純利益が19.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は286円29銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高71.9%増、純利益10.1%増、1株当たり純利益（EPS）315円17銭を見込んでいる。

日本商業開発は5月10日午後4時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は34.1%減の65億7200万円となり、前の期より34億100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は28.9%減の5億3000万円。営業利益率は8.1%となり、前の期の7.5%から0.6ポイント上昇した。経常利益は36.5%減の4億6200万円、純利益は19.2%減の3億1700万円だった。自己資本利益率（ROE）は23.9%となり、前の期の39.4%より15.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は71.9%増の113億円を計画。営業利益は107.2%増の11億円を予想。経常利益は19.0%増の5億5000万円、純利益は10.1%増の3億5000万円、EPSは315円17銭を見込んでいる。