生化学工業 2013年3月期 売上高1.6%減 純利益0.4%減

生化学工業（4548・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より1.6%、純利益が0.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は57円33銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高12.2%増、純利益24.4%増、1株当たり純利益（EPS）71円29銭を見込んでいる。

生化学工業は5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.6%減の266億円となり、前の期より4億4300万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は32.3%減の31億2600万円。営業利益率は11.7%となり、前の期の17.0%から5.3ポイント低下した。経常利益は9.8%減の43億200万円、純利益は0.4%減の32億5600万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%と、前の期の5.7%より0.2ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は12.2%増の299億円を計画。営業利益は45.5%増の45億5000万円を予想。経常利益は16.2%増の50億円、純利益は24.4%増の40億5000万円、EPSは71円29銭を見込んでいる。