オカモト 2013年3月期 売上高1.8%増 純利益55.6%増

オカモト（5122・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が1.8%、純利益が55.6%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が1.4%増となる一方、純利益は11.6%減を予想している。

オカモトは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.8%増の700億円となり、前の期より12億6600万円増加。本業のもうけを示す営業利益は24.7%増の31億8300万円だった。営業利益率は前の期の3.7%より0.8ポイント高い4.5%だった。経常利益は38.1%増の41億5500万円、純利益は55.6%増の23億7600万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%と、前の期の4%より1.9ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は22円93銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.4%増の710億円と、9億8200万円の増収を見込む一方、営業利益は4.2%減の30億5000万円、経常利益は17.0%減の34億5000万円の減益となる見通し。EPSは20円48銭を予想している。