日本ケミカルリサーチ 2013年3月期 売上高9.8%増 純利益15.3%増

日本ケミカルリサーチ（4552・大証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

日本ケミカルリサーチは5月10日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.8%増の140億円となり、前の期より12億5400万円増加。本業のもうけを示す営業利益は5.6%増の11億5000万円だった。営業利益率は8.2%となり、前の期の8.5%から0.3ポイント低下した。経常利益は15.0%増の11億5600万円、純利益は15.3%増の7億3000万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.2%と、前の期の2.8%より0.4ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は23円03銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が7.8%増の152億円、営業利益は26.9%増の14億6000万円を見込む。EPSは31円49銭を予想している。