三栄コーポレーション 2013年3月期 売上高3.7%増 純利益16.9%減

三栄コーポレーション（8119・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.7%増加したが、純利益は16.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は70円37銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高15.7%増、純利益22.9%増、1株当たり純利益（EPS）86円35銭を見込んでいる。

三栄コーポレーションは5月10日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.7%増の345億円となり、前の期より12億3200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は17.9%減の13億1800万円だった。営業利益率は前の期より1ポイント低下し3.8%となった。経常利益は21.4%減の13億8100万円、純利益は16.9%減の8億1400万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.9%と、前の期の15%より4.1ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は15.7%増の400億円を計画。営業利益は6.2%増の14億円を予想。経常利益は1.4%増の14億円、純利益は22.9%増の10億円、EPSは86円35銭を見込んでいる。